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劇団有馬九丁目「スターラインエクスプレス」観劇。

更新日:2019年12月11日


劇団有馬九丁目「スターラインエクスプレス」(應典院本堂)観劇。

この作品は2012年、おうさか演劇祭Vol.5(一心寺シアター倶楽)で上演された作品のリメイク。ブ

学生演劇祭で上演された作品が再演されたり、現役の学生さんに上演されたりするととても嬉しいです。当時の出演者にも合えて、ちょっとした同窓会です。

作品はラッシュアップされていましたが舞台美術や音楽はそのままで、観劇しながら当時を思い出していました。

2012年5回目の学生演劇祭は東日本大震災から丸一年経っていた。20代前半の彼らにとって初めての大震災。この強烈なテーマをどう演劇で表現するのか?自然の驚異と死に対する作品が増えた年でもありました。

「スターラインエクスプレス」もその一つ。内に籠ってしまった自分の殻と周りの死に対する葛藤があったように思います。

当時はそれかんで結成された団体が多く参加し、劇団有馬九丁目やDEW PRODUCEはその代表格。この年は他にも、阪大・うんこなまず(現うんなま)、甲南一座、覇王樹座、芸大からエルシノア、Players Unit MUSE、劇想からまわりえっちゃん、そして東京選抜は明治大学・声を出すと気持ちいいの会。いまでも活躍するそうそうたる劇団や俳優たちが参加していました。

https://hopsince2013.wixsite.com/osakagakusei/vol5

中でも、震災明けの重苦しい雰囲気を一番スカッと吹き飛ばしてくれたのは「スターラインエクスプレス」だったように記憶しています。

そしてこの翌年より5年間、おうさか学生演劇祭は一心寺シアター倶楽から離れることになります。

さあ、令和最初の学生演劇祭、参加締切まであとわずか。来年はどんな劇団が参加して、台風の目はどこなのか?楽しみです!

https://hopsince2013.wixsite.com/osakagakusei/vol-13

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