About
○おうさか学生演劇祭とは?
関西一円の大学・専門学校を対象にした学生演劇祭です。
2007年度から東京・シアターグリーン学生芸術祭(SAF)と同時期に開催し、全国で一番長く続いている学生演劇祭です。
当初は一心寺シアター倶楽の劇団支援プログラムとして開催。
企画タイトルは一心寺の近くにある坂道・逢坂から「おうさか学生演劇祭」と名付けました。
関西一円の学生劇団から参加を募集するということと、大阪に留まるとなく、全国に羽ばたいて欲しいという願いが込められています。
演劇祭の内容は本公演スタイル。卒業公演や学生時代の集大成を発揮できる演劇祭にしたいとこのスタイルを貫いています。
2012年、一心寺シアター倶楽の劇場支援プログラムが終了。
その後実行委員会形式をとり、2013年会場・芸術創造館、2014年から会場・道頓堀ZAZAに移動したことから「道頓堀学生演劇祭」に名称変更。
11年目となる2018年から「劇場を学生自ら選ぶことができる演劇祭」を目指し、天王寺駅周辺の60席~150席までの5劇場から選べるスタイルに変更。
名称も「おうさか学生演劇祭」戻しました。
参加費(会場費)を極限までコストダウンして、チケット収入はすべて劇団収入にすることにより、興行としても成立するよう支援を心掛けています。
そして2018年9月には20代を中心としたおうさか学生演劇祭初プロデュース公演「さよなら竜馬」(脚本:マキノノゾミ 演出:大熊隆太郎(劇団壱劇屋)を上演。
この10年。変わらなかった関西演劇界を大きく変えるため、「今の若者はこんなにもアツくて面白い」を体現すべく、演劇祭OBOGを中心に10年計画で上演。
2027年には新歌舞伎座1か月興行(3万人動員)を目標としています。
2021年、おうさか学生演劇祭プロデュース第3弾「ジャム」の中止。
2022年3月は中止劇団が相次ぐ中なんとかVol.15を終えましたが、これを機に一旦おうさか学生演劇祭は休止。
コロナ禍で学内公演を経て演劇祭に臨む集大成を上演するスタイルが継承できなくなり、学生演劇祭は新たな企画が必要と考えての決断です。
この学生演劇祭を単なる地域の大学演劇にとどまらず、若い素質を早い段階で見出し、演劇界を盛り上げる一旦になれるよう、これから様々な企画を考えてまいります。
design 立花裕介
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design 96.
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